『Web 制作の現場で使う jQueryデザイン入門』出版記念のjQueryセミナー参加してきました
- 日時:2010/4/26 19:00-20:30
- 場所:銀座AppleStore
- 講師:西畑一馬さん
- 概要:jQuery入門講座
- URL :http://cybergarden.biz/jquery/
当日時間があったので、勉強を始めるキッカケになればと、急遽参加してきたので、セミナーの内容をまとめました。
jQueryとは
- jQuery=JavaScriptライブラリ
- jQuery≠Ajaxライブラリ
個人的には勘違いしていた。。。
「JavaScriptライブラリであるjQueryでAjaxが実現できる」と認識すべし。
jQueryの注目度
- Googleトレンドによれば、JavaScriptライブラリで圧倒的に1位
- 当日のセミナー会場でjQueryを使っている人は約10%
jQueryでできること
- 指定した要素にイベントが発生したら、
- 指定した要素のHTML/CSS内容を書き換える
◆補足 CSSのセレクタについて
何にCSS命令を適用するか選択(セレクト)するからセレクタ。
例)body { color:#336666; } の場合、body がセレクタ。
jQueryの実装の構造
jQueryの実装は以下の構造となっている。これ重要!
- イベントのキャッチ
- 指定された要素の状態判定(JavaScriptコードで判定を行う)
- 指定された要素HTML/CSSの操作
つまり
$(function(){ ←お約束の書き出し
$(”dl dt”).click(function(){ ←イベントキャッチ
if($(”dd”,this).css(”display”)==”none”){ ←選択要素の状態判定
$(”dd”,this).slideDown(”slow”); ←操作(アニメーション設定)
}
});
})
以下、「イベントキャッチ」と「操作」について、記述します。
イベントキャッチ
ある要素にどんな「イベント」が発生したかを検知する仕組み。
つまり「いつ」ある要素に操作(書き換え)を行うかを定義する。
例)
$(”dl dt”).click(function(){ ←クリックされたら
//イベント発生時の命令
})
各種操作の基礎
- HTML操作:例)$(”li”).html(”リンク”)
- CSS 操作:例)$(”#nav li”).css(”color”,”red”)
- 属性操作:例)$(”li a”).attr(”href”,”http://to-r.net”)
- アニメーション :例)$(”dl dd”).slideDown(”slow”)
jQuery活用ポイント
以下のようなシーンに出会ったら、活用を検討してみる。
- 省スペースを活用したい
- テーブルを分かりやすくしたい
- ユーザの入力データのチェックをしたい(フォームバリデーション)
- ナビゲーションを分かりやすくしたい
- 補足情報を表示したい
- ページ遷移をしないで表示したい
まとめ
jQueryは簡単かつリッチな画面構築が可能。今後のWebアプリケーション開発で必須技術のひとつと言えるかもしれない。