『Web 制作の現場で使う jQueryデザイン入門』出版記念のjQueryセミナー参加してきました

当日時間があったので、勉強を始めるキッカケになればと、急遽参加してきたので、セミナーの内容をまとめました。

jQueryとは

個人的には勘違いしていた。。。
JavaScriptライブラリであるjQueryAjaxが実現できる」と認識すべし。

jQueryの注目度

  • Googleトレンドによれば、JavaScriptライブラリで圧倒的に1位
  • 当日のセミナー会場でjQueryを使っている人は約10%

jQueryでできること

  • 指定した要素にイベントが発生したら、
  • 指定した要素のHTML/CSS内容を書き換える

この「指定した要素」とは「CSSセレクタ」のこと。


◆補足 CSSセレクタについて
何にCSS命令を適用するか選択(セレクト)するからセレクタ
例)body { color:#336666; } の場合、body がセレクタ

jQueryの実装の構造

jQueryの実装は以下の構造となっている。これ重要!

  1. イベントのキャッチ
  2. 指定された要素の状態判定(JavaScriptコードで判定を行う)
  3. 指定された要素HTML/CSSの操作

つまり

 $(function(){ ←お約束の書き出し

  $(”dl dt”).click(function(){ ←イベントキャッチ

   if($(”dd”,this).css(”display”)==”none”){ ←選択要素の状態判定

    $(”dd”,this).slideDown(”slow”); ←操作(アニメーション設定)

   }

  });

 })


以下、「イベントキャッチ」と「操作」について、記述します。

イベントキャッチ

ある要素にどんな「イベント」が発生したかを検知する仕組み。
つまり「いつ」ある要素に操作(書き換え)を行うかを定義する。

例)
 $(”dl dt”).click(function(){ ←クリックされたら
  //イベント発生時の命令
 })

各種操作の基礎

  • HTML操作:例)$(”li”).html(”リンク”)
  • CSS 操作:例)$(”#nav li”).css(”color”,”red”)
  • 属性操作:例)$(”li a”).attr(”href”,”http://to-r.net”)
  • アニメーション :例)$(”dl dd”).slideDown(”slow”)

jQuery活用ポイント

以下のようなシーンに出会ったら、活用を検討してみる。

  • 省スペースを活用したい
  • テーブルを分かりやすくしたい
  • ユーザの入力データのチェックをしたい(フォームバリデーション)
  • ナビゲーションを分かりやすくしたい
  • 補足情報を表示したい
  • ページ遷移をしないで表示したい

まとめ

jQueryは簡単かつリッチな画面構築が可能。今後のWebアプリケーション開発で必須技術のひとつと言えるかもしれない。